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ハンガリー王妃愛用のローズマリー化粧水の魅力と効果

アロマ ローズマリー 【cosmetics】

爽やかな香りのローズマリー、お料理の香りづけやアロマテラピーで欠かせないハーブですが、スキンケアにもおすすめです。中世のヨーロッパの王妃に愛用されたハンガリアンウォーターと呼ばれる「若返りの水」はローズマリーのローションでした。

ハンガリー王妃愛用のローズマリー化粧水の魅力

地中海沿岸が原産のローズマリーは、古くからその薬効が知られ、古代ギリシャのヒポクラテス、古代ローマのプリニウスなど医師や博物学者などが医学書や植物学書の中に残しています。

ローズマリーの基本情報

  • 英名 :Rosemary
  • 仏名:romarin
  • 学名Rosmarinus officinalis
  • 科・属:シソ科 マンネンロウ属
  • 別名 :マンネンロウ

ローズマリーの魅力とその歴史

ローズマリーは、その爽やかな芳香が特徴で、料理、ハーブティー、薬用、コスメ、香料など、さまざまな用途で愛されています。このハーブは非常に強健で、乾燥した土地でも元気に育ち、生垣としても利用されることが多いです。

その名前は、古代ラテン語の「ロス・マリア」や「ロス・マリヌス」に由来し、「海の雫」という意味があります。この名前は、ローズマリーが水辺に多く生育し、遠くから見るとその花がまるで水の雫のように見えることから付けられたといわれています。

さらに、ローズマリーには美しい伝説もあります。迫害された聖母マリアが幼いキリストを連れてエルサレムへ逃れる途中、白い花の茂みに青いマントをかけて休んだところ、翌朝にはその白い花びらが青く変わったとされています。このことから、ローズマリーは「聖母マリアのバラ(ローズ・オブ・マリア)」とも呼ばれるようになりました。

王妃エリザベートの若返りの水

中世ヨーロッパで話題となった「若返りの水」は、14世紀のハンガリー王妃エリザベートの逸話に由来します。70歳を過ぎて健康を害していたエリザベート王妃に、イタリアの修道院で作られたローズマリーのチンキ(ハーブをアルコールで漬け込んだリキュール)が献上されました。

驚くべきことに、王妃はこの魔法のような水でみるみる元気を取り戻し、若きポーランド王に求婚されたと言われています。この伝説から「若返りの妙薬」や「若返りのハーブ」として知られるようになりました。

当時のレシピでは、ローズマリーとタイムをブランデーで蒸留していましたが、現代では精製水と無水エタノールにローズマリーと4種類のハーブを浸して作る方法が一般的です。この伝統的なレシピに基づくローズマリー化粧水は、アンチエイジング効果や肌の引き締め効果が期待できるとして、今も多くの人々に愛用されています。

美肌効果と若返りの秘密

当時のレシピや作り方を再現するのは難しいですが、「ハンガリーウォータ―」と調べると、ローズマリーをベースにペパーミント、ローズ、ラベンダー、レモンピール、オレンジピールを約1ヶ月アルコールに浸けて、有効成分を抽出するハーブチンキの作り方がみつかります。

ローズマリーだけで作ったローションも肌の鎮静や整肌にぴったりですが、ハンガリーウォータ―はハーブが相乗効果を上げ、体や肌を整えてくれるといわれています。

現代に受け継がれるスキンケア

アルキミア QUEEN OF HUNGARY WATER

伝統的なスパゲリック法によってつくられたハンガリーウォータ―。ローズマリー、ベルガモット、プチグレン、レモン、ラバンジン、乳香、ミルラ、クローブのナチュラルで心地よい香りが特徴。ボディケアを行う時に、乳液やオイルの前に使用することで肌が整います。

auntie-mame.jp

「アルキミア」は、世界中から厳選された高品質の植物を原料に、古代の伝統を踏襲して作られたスペイン発のラグジュアリーなナチュラルコスメです。優れた調香師たちがブレンドする魅惑的な香りのコスメは女性の内面的なエネルギーを呼び覚まします。アンティーメイム オンラインショップ (auntie-mame.jp)

ナリン ハーブオイル33+7

ハンガリーウォータ―とは違いますが、私はナリンのハーブオイル33+7を精製水で薄めてアロマスプレーのように使用しています。肩の凝りや頭痛にはオイルを肌に直接つけることができます。

こちらは、スイスの修道院に中世の時代から伝わるハーブレシピがベース。33種類の精油と7種類のハーブエキスが使われています。

nahrin(ナリン)公式

中世の頃、修道院は薬草学の中心として、栽培から処方にいたるまで日夜研究が行なわれていました。ハーブオイル33+7はスイスのザンクトガレン修道院図書館に貯蔵されている、中世の頃に培った伝統レシピをベースに誕生しました。 nahrin(ナリン)

ローズマリーの成分

ローズマリーの化粧品成分

スキンケア化粧品として使用されるローズマリーは、エタノールなどで抽出したエキスか、水蒸気蒸留などの方法で分離精製した精油の状態で原料となり、配合する処方系や目的などに応じて使い分けられます。

成分表に記載される成分名は、化粧品ではローズマリー葉エキスローズマリー油などです。また、医薬部外品では、ローズマリーエキス、マンネンロウエキスなどとなります。

ローズマリー葉に含まれるジテルペン、カルノシン酸が、紫外線を浴びた後の火照った肌や、赤みが出てしまった肌を鎮めます。ローズマリー葉エキス入りのローションパックなどがおすすめです。

ローズマリーはジオスミンという成分を含み、くすみがちな肌にローズマリー葉エキスの入ったクリームで軽くマッサージすると肌に透明感が生まれ、自然な頬の赤みが肌の白さを引き立てます。

ローズマリー葉エキス配合のスキンケアでメラニンの生成を抑え、シミやくすみのない肌を守りましょう。

健康な肌の状態では、皮膚常在菌(アクネ菌、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌など)が皮膚のバリアの役割をしていますが、バランスが崩れるとニキビやアトピーなどのトラブルを引き起こすことがあります。

ローズマリー葉エキスの主成分、ロスマリン酸は、増えてしまったアクネ菌などの増殖を抑え、有用菌を増やす作用で、肌の健康を守ります。

まとめ

ローズマリーがベースとなったハンガリーウォータ―は、古くから人々に愛されてきた歴史ある化粧品です。ハーブを揃えて香りを楽しみながら手作りするのも素敵ですが、原料にこだわり丁寧に作られた市販品もあります。かつて王妃が病気を癒し幸せをつかんだハンガリーウォータ―で、いつまでも健やかな美しさを守りたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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