花と物語のあいだ

神話と花の物語-植物に宿る、古い神話と心の記憶

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日本神話編

【日本神話】少彦名命と粟 — 小さき神と古代の黄金の穀物

少彦名命(スクナヒコナ)は粟の茎の船で海を渡り、大国主命と共に国造りを成し遂げた。医薬・温泉・酒造の起源となった小さな神と、米以前に日本を支えた粟の物語。手のひらに乗る神の偉大さ、小さな穀物の栄養価、薬祖神としての信仰、温泉との深い結びつき。見えないものの力を紐解きます。
日本神話編

【日本神話】スサノオと葦 — 嵐の神と葦原に芽吹く生命

須佐之男命(スサノオ)は高天原を追われ、葦原中国へ降り立った。八岐大蛇を倒し、稲田の女神クシナダヒメと結ばれた嵐の神。荒々しさと豊穣、破壊と再生を併せ持つ神と、水辺に生える強靭な葦の物語。日本の原風景である葦原の意味、稲作の起源、出雲神話の深層を紐解きます。
日本神話編

【日本神話】天児屋命と藤 — 祝詞の神と天を目指す花

天児屋命は天岩戸の前で最初の祝詞を唱え、天孫降臨を先導し、藤原氏の祖神となった神。言霊の力を司る神がなぜ藤を象徴としたのか。春日大社に咲く藤、祭祀に用いる榊、そして千年の栄華を誇った藤原氏の物語。祝詞と花、言葉と植物の深い結びつきを紐解きます。
ヒンドゥー教の神話編

インドラと蓮の物語 — 雷霆の神と天界の花

ヴェーダ時代最強の神インドラ。悪龍ヴリトラを雷の武器ヴァジュラで討ち、天界アマラーヴァティーに蓮を咲かせた雷霆の王。乳海攪拌、傲慢と教訓の物語、帝釈天として日本へ伝播するまで——破壊と創造、雷と蓮が共鳴するヒンドゥー神話の深遠な物語を詩的に読み解きます。
日本神話編

【日本神話】市杵島姫命 — 剣の霧から生まれた水の女神と、水辺に宿る花の物語

アマテラスとスサノオの誓約(うけい)から、剣の霧として生まれた宗像三女神の一柱・市杵島姫命。厳島神社に海上社殿を建てた平清盛の信仰、弁財天との神仏習合、沖ノ島の神秘まで——水の女神と蓮・菖蒲・葦・白椿が織りなす、日本神話の深遠な物語を詩的に読み解きます。
ギリシャ神話編

【ローマ/ギリシャ神話】フローラ/クロリス — 春の女神と花の誕生

西風の神ゼフュロスに見初められ、息吹で花を生む女神へと変容したクロリス(ローマ名フローラ)。ボッティチェリ『プリマヴェーラ(春)』に描かれた変容の瞬間、アネモネ・ヒヤシンス・バラの誕生譚、古代ローマのフローラリア祭、果実の神カルポスへと続く春の物語を読み解きます。 
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