白髪が気になり始めたけれど、頭皮や髪を傷める化学染料は避けたい……。そんな方に注目されている「オーガニックヘナ」。
古代から愛されてきた天然の染料であるヘナは、ただ髪を染めるだけでなく、頭皮ケアやリラクゼーション効果も期待できるといわれています。しかし、「思ったような色が出ない」「時間がかかる」といった声もあり、使うかどうか迷っている方も少なくないはず。
この記事では、ヘナのメリットやデメリット、そして噂される「ヘナをやめたくなる理由」についても詳しく掘り下げていきます。オーガニックヘナが本当にあなたの髪に合っているのか、一緒に考えてみませんか?
天然の力で、髪も心も美しく――ヘナの世界を紐解きながら、その魅力に触れていきましょう。
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ヘナとは?
ヘナは、古くから人々に愛されてきた天然のハーブです。アラビア半島やインドが原産とされ、髪を染めるだけでなく、古くから薬用としても利用されてきました。ヘナの主成分であるローソンは、髪に優しく色付けするだけでなく、頭皮ケアにも効果が期待できる成分。赤みがかった美しい色合いが特徴で、クレオパトラも愛用していたと言われています。
ヘナの基本情報
- 学名 Lawsonia inermis
- 英名 Henna
- 和名 シコウカ(指甲花)
- 科・属名 ミソハギ科 シコウカ属
- 誕生花 9/6・10/11・10/18
- 花言葉 純真な愛情・愛の悲しみ
メヘンディとインドの伝統
インドでは、ヘナは古くからアーユルヴェーダで利用されており、美容だけでなく心身のバランスを整えるために用いられてきました。また、メヘンディと呼ばれるヘナで肌に模様を描く習慣は、結婚式など特別な日に花嫁が施す伝統的な儀式です。
これらの模様には、幸せや繁栄を祈る意味が込められています。
メヘンディのデザインは、花や曼荼羅、幾何学模様など、その種類は多岐にわたります。それぞれのデザインには、幸福、愛、豊穣など、様々な意味が込められています。また、描かれる部位によっても意味合いが異なり、手には幸運を、足には大地との繋がりを象徴するなど、その人の願いや祈りが込められます。
アーユルヴェーダでは、ヘナは「シンダール」と呼ばれ、冷却作用や抗炎症作用があるとされています。熱を持ちやすい体質の人や、肌トラブルを抱えている人に対して、ヘナは冷却効果をもたらし、肌を鎮静させる働きがあると考えられています。また、ヘナのアロマにはリラックス効果があり、心身を穏やかにする効果も期待できます。
ヘナカラーの誤解と事実、デメリットと改善策
ヘナに対する誤解と事実
白髪がしっかり染まらない?
誤解 ヘナでは白髪を完全に隠すことはできない。
事実 ヘナは白髪をオレンジ色に染めますが、完全に隠すというよりは自然にぼかす効果があります。繰り返し使うことで落ち着いた赤茶系の発色になり、赤みの強さもやわらいできます。また、インディゴ(木藍)などの他のハーブを併用することで、オレンジ色を補色し、ダークブラウンや黒っぽい色に近づけることも可能です。これにより、白髪が目立たなくなり、柔らかい自然な仕上がりになります。
髪色の選択肢が少ない?
誤解 ヘナは赤茶色の単調な色しか出せない。
事実 ヘナ自体はオレンジ味が強い赤茶色を基本としますが、インディゴやアムラなどの天然素材を混ぜることで、色のバリエーションを広げることができます。調合次第で、自然なブラウンや深い黒髪のような色合いを出すことも可能です。
ヘナは体に悪い?
現在では、ヘナは日本で染毛料として広く認可されており、品質管理が徹底されています。しかし、1990年代以前には、雑貨として輸入されていた時期があり、当時のヘナ製品には品質にばらつきが見られることがあったそうです。そのため、「体に悪い」というイメージを持たれることがあったのかもしれません。
2000年代に入ってからは、厚生労働省が認可したことで、安全性と品質が大きく向上しました。現在市場に出回っている多くの製品は、成分が明確に管理されており、粗悪品の心配はほぼないとされています。
パーマがかかりづらい?
誤解 ヘナを使用すると髪が健康になるため、パーマが全くかからなくなる。
事実 ヘナは髪を健康に保つ素晴らしい天然素材ですが、パーマとの相性は少し複雑なようです。ヘナを定期的に使用すると、髪の内部が強化され、パーマ液が浸透しにくくなることがあります。これは、ヘナが髪を引き締める収れん作用を持つためです。このことが「ヘナは美容師泣かせ」と言われる所以でもあります。パーマをかけたい場合は、美容師さんとよく相談し、髪の状態や希望の仕上がりに合わせて、適切な薬剤や施術方法を選ぶことが大切です。
ヘアカラーの色が再現しづらい?
誤解 ヘナを使った髪では、ヘアカラーが全く思い通りにならない。
事実 ヘナの色素は、髪にしっかりと定着するため、一度染めるとなかなか消えません。そのため、ヘナで染めた髪に通常のヘアカラーをすると、思った通りの色が出にくい場合があります。特に、白髪部分はヘナのオレンジ色が残りやすく、他の色と混ざって、予想外の仕上がりになることも。ヘアカラーをする際は、美容師さんにヘナを使用していることを必ず伝え、相談することをおすすめします。
ヘナカラーのデメリットと改善策
染めるのに時間がかかる
デメリット ヘナは塗布後に数時間置く必要があり、さらに色が完全に定着するまで48時間程度を要します。
改善策 ヘナでのセルフカラーリングを週末など時間のある時に習慣化することで、サロンに通う回数も減り、自宅時間をゆっくり過ごせるようになります。ヘナを塗った上にタオルを巻いたまま、家事や仕事が出来るので、意外と有意義に時間を過ごすこともできます。
特有のにおいが気になる
デメリット ヘナ特有の草のような香りが苦手な方もいます。
改善策 ヘナ特有の香りは、人によっては気になる場合がありますが、紅茶やハーブ、エッセンシャルオイルなどを活用することで、より快適にヘナ染めを楽しむことができます。これらの成分には、ヘナの香りをマスキングするだけでなく、より心地よく変化させる効果も期待できます。
髪がごわつく(ヘナショック)
デメリット 初めて使用する際に、髪がきしむ、またはごわつきを感じることがあります。
改善策 ヘナが髪や頭皮の余分な油分を取り除くため、一時的にこのような感覚が生じます。ヘナショックとも呼ばれています。使用前にココナッツオイル、アルガンオイル、ホホバオイルなどで頭皮をマッサージすることで、髪のごわつきを軽減できます。
ヘナでセルフカラーリングする手順
自宅で簡単にヘナを使って髪を染めるためのステップをご紹介します。
1. パッチテストを行う
ヘナを使用する前に、アレルギー反応がないか確認します。
- 方法 小さじ1杯のヘナを水で溶き、腕の内側に10円玉大ほど塗ります。
- 確認時間 乾かして30分後、さらに48時間後に肌に異常がないかチェックしてください。異常がなければ、髪に使用しても安全です。
2. 髪をお湯で濡らす
染める前に髪をお湯で軽く湿らせましょう。
- 目的 キューティクルを開かせて、ヘナの成分を浸透しやすくします。
- 完全に濡らす必要はありません。軽く湿らせる程度でOKです。
3. ヘナペーストを作る
適切なペースト状にすることで、ムラなくきれいに染まります。
- 手順
- ボウルに40〜60℃のお湯を入れます。
- 少しずつヘナを加え、マヨネーズくらいの柔らかさに調整します。
- 注意 慣れないうちは、ヘナに少しずつお湯を加えながら垂れないくらいの柔らかさに調整してください。
4. 髪に塗布する
ペーストを髪全体に塗ります。
- 方法
- 洋服が汚れないようにタオルをケープのように肩にかけ、生え際から塗り始めます。
- 白髪が気になる部分をブロッキングし、コームで分けながら地肌にもしっかり塗布します。
- 髪全体に塗り広げた後、手で軽く揉み込みながらなじませます。
- ポイント
- 髪の毛が見えなくなるくらいに、たっぷり塗ることがポイントです。
5. 染め置き時間を確保する
染料を髪に浸透させる時間をしっかり取りましょう。
- 方法
- 塗り終えたら、フェイスラインをペーパーやラップなどで押さえ、その上からタオルをターバンのように巻きます。
- 保湿と保温をキープします。体を冷やさないようにして既定の時間が経つのを待ちます。
- 置き時間
- ヘナは体を冷やす作用があるので、体を冷やさないようにしながら1時間以上(製品の規定時間に合わせて)置きます。
6. 洗い流す
ペーストを洗い流します。
- 方法
- お湯でペーストをよく洗い流します。
- 仕上げにタオルドライして、ドライヤーで髪を乾かせば完了です。
- ポイント シャンプーやコンディショナーは使用せず、お湯だけで流すと色持ちが良くなります。
ヘナを塗る回数は1か月に2~3回。理想は1週間に一度!
髪以外にも!ヘナのうれしい効果とは?
心地よい温かさが心身を癒す
ヘナペーストを頭皮に塗布すると、その温かさが心地よく、リラクゼーション効果を感じます。眠くなったり、時にはだるさを感じることも…。
温かいペーストが皮膚に触れることで、血管が拡張し、血流が増加して血圧が安定する効果が期待できるといわれています。また、この心地よい温かさは、副交感神経を刺激してリラクゼーションを促し、ストレスの軽減や良質な睡眠にも寄与するとか。
ヘナの香りがもたらす癒し
ヘナの主成分であるローソニア・ローソンは、心を落ち着ける効果があり、嗅覚を通じて副交感神経の活動を高め、心身をリラックス状態へと誘うとも言われています。ただ、香りが苦手な方はリラックス効果を感じにくいかも?そんなあなたは、お好みの精油を数滴ペーストに入れたり、紅茶で溶いたりする方法をお試しくださいね。
ヘナのデトックス効果
ヘナはインドの伝統的な自然療法で広く活用されており、髪のトリートメントだけでなく、デトックス効果も期待されています。頭皮は経皮吸収率が高く、ヘナを使用することで体内の毒素が排出されるとされています。特に、他のハーブとブレンドしたヘナを用いると、その効果がさらに高まるといわれています。
このように、ヘナを継続的に使用することで、髪だけでなく体の内側からも美しくなるといわれています。リラクゼーションとデトックスを同時に体験できるため、ヘナは、休日前や連休中など、ゆっくりリラックスできる時間に行うと効果的です。ヘナの使用後は十分に休むことを心がけてください。自然の力で、体も心も癒す時間を楽しみましょう。
オーガニックのヘナを選ぶ理由
自然の力で髪を美しく、健康に
オーガニックのヘナは、単なるヘアカラーを超え、髪と頭皮の健康を考え抜かれた自然由来のヘアケア製品です。
オーガニックヘナとは?
オーガニックヘナは、有機栽培されたヘナの葉を原料としたヘアカラー。有機栽培とは、化学肥料や農薬を一切使用せず、自然の力だけで植物を育てる農法のこと。そのため、オーガニックヘナには、化学物質がほとんど含まれていません。
オーガニックヘナを選ぶ4つの理由
環境への配慮 オーガニック栽培は、環境への負荷を低減し、持続可能な社会の実現に貢献します。
髪と頭皮への優しさ 化学染料や合成成分を極力抑えているため、髪や頭皮への負担が少なく、安心して使用できます。
自然なツヤとハリ ヘナの成分が髪にツヤとハリを与え、健康的な髪へと導きます。
安全性が高い 厳しいオーガニック認証を取得している製品が多く、品質が安定しているため、安心して使用できます。
オーガニックヘナのデメリット
オーガニックヘナには次のようなデメリットがあげられます。チェックしておきましょう。
価格が高い オーガニック栽培や製造工程には、大変な手間がかかるため、一般的なヘアカラーに比べて高価な傾向があります。
オーガニックヘナを選ぶ際のポイント
- 認証マーク エコサート、USDAオーガニックなど、国際的な認証マークが付いているものを選ぶと安心です。
- 成分表示 化学染料、合成香料、パラベンなどの合成成分が含まれていないかを確認しましょう。
- 製造工程 オーガニック栽培された原料を使用し、自然な製法で作られているかを確認しましょう。
オーガニックヘナで健やかな髪に!
ヘナは、地球にも髪にも優しい、自然の贈り物。化学物質を一切使用せず、植物の力で髪を染めるヘナは、サステナブルな美を求める人々から注目を集めています。ヘナで染めた髪は、自然なツヤと深みのある色合いが魅力。まるで太陽の光を浴びたような、健康的な髪へと導きます。
Radico COLOUR ME Organic(カラーミーオーガニック)
100%自然由来のオーガニックハーブで、髪も心も美しく
世界39カ国で愛されるオーガニックヘアカラー「カラーミーオーガニック」。その魅力は、100%自然由来のオーガニックハーブにあります。化学染料を一切使用せず、植物の色素が髪を優しく染め上げます。まるでトリートメントをしているかのように、髪はしっとりツヤやかになり、健やかな状態に。
世界が認めるオーガニック認証を取得
カラーミーオーガニックは、世界で最も権威のあるオーガニック認証機関の一つである「エコサート」をはじめ、アメリカの「USDAオーガニック認証」、インド政府のオーガニック認証など、数々の国際的な認証を取得しています。これらの認証は、原料の栽培から製造工程、自然環境への配慮に至るまで、厳格な基準をクリアした製品にのみ与えられます。
髪と地球に優しい選択
カラーミーオーガニックの開発者、サンジーブ・バット氏は、「人間の健康は自然の力によって守られ、維持されるべき」という信念のもと、自然の力を最大限に活かした製品づくりに取り組んでいます。
カラーミーオーガニックを選ぶことは、髪だけでなく、地球環境にも配慮した選択です。化学染料を使用しないことで、水への負荷を軽減し、環境への影響を最小限に抑えています。
美しい髪色と同時に、髪と頭皮の健康も叶える、画期的なヘアカラーです。自然の力で髪を染めることで、心も体も健やかに。ぜひ、カラーミーオーガニックで、オーガニックなヘアケアを始めてはいかがでしょうか?
<<<世界39カ国で愛されるカラーミーオーガニック>>>
必要なものがセットになっていてすぐに使えます!
オーズインターナショナル オーズナチュラルヘナ
オーズナチュラルヘナは、世界で最も権威あるヘナ品質賞の一つである「ITID Quality Excellence Award」を受賞し、その品質の高さが世界的に認められています。さらに、エコサート認証やUSDAオーガニック認証を取得しており、オーガニックへのこだわりも徹底しています。
世界一のヘナ生産ラインを目指して
インドの豊かな自然の中で育まれた良質なヘナ葉だけを使用し、安心で安全な製品づくりを追求したオーズナチュラルヘナ。
30年前、劣悪な環境で生産されていたヘナ。それを一変させ、世界一のヘナ生産ラインを築き上げるため、インド工場代表のグプタさんと共に、社員教育、雇用環境、製造設備など、あらゆる面で改善を重ねてきました。
その結果、日本の化粧品基準はもちろん、ISO、GMP、エコサート、USDAオーガニックといった厳しい国際基準をクリア。世界が認める高品質なヘナ製品を世に送り出すことに成功しました。
ヘナ産地への貢献
世界一のヘナ産地であるラジャスタン州ソージャットは、未だにインフラが整備されていない地域です。オーズインターナショナルでは、収益の一部をこの地域への支援に充て、地域の発展に貢献しています。
安全性へのこだわり
製品の安全性にも徹底的にこだわり、GMP認定工場で製造されています。放射線検査や異物混入検査など、厳しい品質管理の下で作られているため、安心して使用することができます。また、ハラール認証やインド安全管理認証も取得しており、世界中の多くの人々に愛されています。
特A級ヘナの圧倒的な品質
オーズインターナショナルの製品は、アーユルヴェーダの知恵に基づき、髪と頭皮に優しい天然成分で作られています。その中でもオーズナチュラルヘナは、希少で高品質な「特A級」の有機ヘナを使用しています。ローソニア・ローソン成分を豊富に含んでいるため、美しい発色と高い染色力が期待できます。
オーズナチュラルヘナは、世界が認める高品質なオーガニックヘナです。安全へのこだわり、地域への貢献、そして使う方への想いを込めて、一つひとつ丁寧に作られています。
「特A級」
ローソニア・ローソン成分濃度3.2%
<<<髪を染める成分が濃い!>>>
ISO、GMP、エコサート、USDA
まとめ
天然素材のヘアカラーとして注目されているヘナの魅力について深堀りしました。ヘナは、髪を優しく染めるだけでなく、頭皮ケアや心身の癒しにも効果が期待できる素晴らしい天然素材です。しかし、白髪が染まりにくい、時間がかかるなど、デメリットも存在します。ご紹介した商品で美しい髪と心身のリラックスを手に入れていただけたらうれしいです!