アルガンオイルでツヤ肌＆髪を手に入れる！おすすめアイテム紹介 -

高い保湿力で人気のアルガンオイルは、肌や髪、全身に使用できます。今回は、モロッコ発祥のアルガンオイルについて、髪や肌への効果効能をはじめ、おすすめのアルガンオイル製品もご紹介します。

アルガンオイルとは
アルガンオイルの魅力と成分
1. アルガンオイルの効果と成分の特徴
アルガンオイルの種類と選び方
おすすめのアルガンオイル製品
1. ネクタローム（NECTAROME）
まとめ

アルガンオイルとは

アルガンの木（アルガンツリー）

学名：Sideroxylon spinosum(syn. Argania spinosa)

英名：Argania

和名：アルガンノキ・アルガン

科・属：アカテツ科アルガンノキ属

1. アルガンオイルとは

アルガンオイルは、モロッコの厳しい自然環境で育つアルガンツリーの種子から抽出される、非常に貴重な植物油です。このアルガンツリーは、サハラ砂漠の北西部に位置する地域で育ち、その実には自然の力強い生命力が秘められています。古くから現地の人々は、このオイルの保湿性と肌活性化の効果を利用し、食用やスキンケアに取り入れてきました。

アルガンの実は、主に8月から9月にかけて収穫されます。最も栄養価が高いのは、35～65年の成熟した樹齢の木から得られるものです。アルガンオイルの品質は、樹齢、収穫時期、そして精製方法によって大きく左右されます。

市場には多くのアルガンオイル製品があります。化粧品に配合される際には「アルガニアスピノサ核油」という成分名で表示されていることが一般的。この天然の恵みは、美しい肌を求める人々にとって、まさに自然からの贈り物と言えるでしょう。

アルガンオイルを日常に取り入れることで、肌はもちろん、心まで豊かに潤すことが期待できます。

アルガンオイルの魅力と成分

アルガンオイルは、モロッコの南西部、厳しい自然の中で育つアルガンツリーの種子から抽出されます。このオイルは、100kgの種子からわずか1リットルしか採れないため、非常に貴重です。その希少性だけでなく、使い勝手の良さでも注目されています。

美しい黄金色のアルガンオイルは「モロッコの黄金」とも呼ばれ、人の皮脂に似た成分を持つため、肌にすっとなじみ、ベタつきを感じさせません。また、水分とも相性が良く、クレンジングやマッサージオイルとしての使用はもちろん、ヘアケアやボディケアにも幅広く活躍します。

アルガンオイルの効果と成分の特徴

アルガンオイルには、以下の成分が豊富に含まれています。

オレイン酸（一価不飽和脂肪酸）皮脂に近い成分で、浸透しやすく保湿力が高い
リノール酸（多価不飽和脂肪酸）乾燥肌に潤いを与える
パルミチン酸（飽和脂肪酸）シワ改善、ニキビや毛穴のケア、肌荒れの改善に役立つ
ステアリン酸（飽和脂肪酸）肌の保湿を助け、健やかに保つ
トコフェロール（ビタミンE）抗酸化作用があり、くすみ・しわ・シミの改善に効果あり
サポニン　血行を促進し、むくみを改善

効果的な使い方

1. モチモチ肌を作る方法

アルガンオイルは肌なじみが良く、ブースターとして使用することで、その後のスキンケアの浸透や効果が高まります。洗顔後、まずアルガンオイルを少量手に取り、顔全体になじませます。これにより、柔らかくふっくらとした肌になります。

2. 髪にツヤを与える効果

アルガンオイルは、頭皮の健康を支える栄養素が豊富に含まれており、美しい髪を導くための理想的なケアアイテムです。湿った髪に、手のひらで温めたアルガンオイルを塗布し、頭皮をマッサージします。これにより、ツヤと潤いを与え、熱や紫外線によるダメージから髪を守ります。毛束や毛先にも適量を塗ることで、スタイリングに必要なウェット感や束感を演出し、髪の保護と美しさを同時に実現します。

3. 日常のケアに取り入れる方法

アルガンオイルは紫外線によるダメージから肌を守り、メラニンの生成を抑えることで、明るく透き通るような肌色へと導きます。朝のスキンケアルーティンに取り入れることで、日中の紫外線からの保護としても機能します。クレンジングやマッサージオイルとして活用することで、肌のトーンを整え、くすみや毛穴の目立ちを軽減する効果もあります。

注意点

アルガンオイルは非常に効果的ですが、ニキビが気になる肌には、オレイン酸の含有量に注意が必要です。また、肌が敏感な方は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。特に脂性肌の方は適量を心がけることが大切です。アルガンオイルは低温圧搾法で抽出されたものや精製されたオイルから始め、肌に合うかどうかを確認しながら使用しましょう。

アルガンオイルの種類と選び方

アルガンオイルの精製

1. 精製されたアルガンオイル

まず、精製されたアルガンオイルについてです。

外見と特性　精製アルガンオイルは透明感のある色合いを持ち、無色から淡い黄色をしています。このオイルは肌への優しさを重視する方に最適です。
プロセス　精製過程で不純物が丁寧に取り除かれ、香りも穏やかに仕上げられています。このため、敏感肌やデリケートな肌質の方にも安心して使えます。
デメリット　精製プロセスでは一部の栄養素が失われることがあります。未精製オイルと比べると、栄養価が減少する可能性があります。

精製アルガンオイルは、日常的に使いやすく、多くの人々に愛されています。

2. 未精製のアルガンオイル

次に、未精製アルガンオイルについてです。

外見と特性　未精製アルガンオイルは黄金色をしており、自然のままの濾過によって栄養価を保持しています。
プロセス　ナチュラルな香りを持ち、アルガンの木の実そのものを思わせるナッツ系のアロマが特徴。この独特の香りは、使用する人の好みによって好みが分かれるかもしれませんが、自然の証として多くの愛用者には魅力の一つとなっています。
デメリット　未精製オイルは栄養成分が豊富なため、敏感肌には刺激を与える可能性があります。これは、アルガンオイルが持つ強力な活性化能力の表れでもあります。

未精製アルガンオイルを使用する際は、まずは少量から試し、自分の肌に合うかどうかを確かめることが大切です。

3. アルガンオイルを選ぶポイント

アルガンオイルを選ぶ際には、自分の肌質や目的に合わせて、精製と未精製のどちらを選ぶかを考慮することが重要です。

精製オイル　敏感肌や日常的に使いやすいオイルを求める方におすすめです。
未精製オイル　豊富な栄養価を活かしたい方や、ナチュラルな香りを楽しみたい方におすすめです。

アルガンオイルの抽出方法

まず、アルガンオイルを得るための圧搾法には主に二つの方法があります。それは、低温圧搾法と高温圧搾法です。

低温圧搾法

プロセス　低温圧搾法では、熱を加えずにゆっくりと圧力をかけてオイルを抽出します。
メリット　この方法は栄養素を保持しやすく、オイルの品質を最優先に考える際に選ばれることが多いです。ビタミンEや脂肪酸などの有効成分が豊富に含まれており、抗酸化作用も高いです。
デメリット　この方法は手間がかかり、生産コストが高いため、価格が高めに設定されています。

高温圧搾法

プロセス　高温圧搾法では、熱を加えてオイルの抽出を促進します。
メリット　効率的でコストを抑えることができます。そのため、手軽に手に入れることができます。
デメリット　熱によってオイルの一部の栄養素が損なわれたり、酸化しやすくなるという欠点があります。これにより、オイルの美容効果が低下する可能性があります。

どちらの方法が良いのか？

では、どちらの方法で抽出されたアルガンオイルが良いのでしょうか？それは、皆さんの用途や肌質によります。

高品質な美容ケアを求める方　低温圧搾法で抽出されたアルガンオイルを選びましょう。この方法で抽出されたオイルは、栄養素が豊富で肌への効果も高いです。
コストを抑えたい方　高温圧搾法で抽出されたオイルも検討してみてください。ただし、品質にこだわりたい場合は、添加物の有無やオイルの酸化状態などもチェックすることが重要です。

アルガンオイルを選ぶ際には、これらの違いを理解し、自分の用途や肌質に合ったものを選ぶことが大切です。